保有技術のご案内
皆様、日頃より広葉樹合板をご愛顧頂き誠に有難うございます。
今回は弊社が保有する技術の一つであります浮造り(うずくり)加工をご紹介します。
浮造りとは日本古来の伝統技法で板目を活かす加工技術です。
木材の年輪を引き立たせるため、広葉樹の板表面 夏目(なつめ)と呼ばれる柔らかい部分を磨いて凹ませ、冬目と呼ばれる硬い部分を残しています。
夏場、木は温暖な気候のお陰ですくすく成長し、年輪の柔らかい部分が作られます。
逆に冬場は寒さのため成長は抑えられます。冬の年輪は固く僅かな成長になります。
浮造りの最大の魅力は木の質感を最大限に表現できるところです。
壁面など垂直面にはスタイリッシュで重厚感ある空間を表現することが出来ます。
また踏板には自然な凹凸により足の裏を優しく心地よく刺激してくれる機能性があります。
広葉樹合板株式会社ではこの加工技術を使った階段材を手掛けております。
詳細は「製品情報」→システム階段ユニット「ラフステップ」
なお浮造り加工は他にも沢山の用途が有ります詳細は各担当、又は各拠点までご連絡下さい。
今後とも宜しくお願い致します。